思い知る

3月の下旬に、突然ipodが動かなくなって、
普通ならサポートとか、修理とか色々考えるけど
電気屋に勤める後輩が

『ipodなんてオモチャですよー。だって先輩が買ったのって05年とかでしょー。』

そう、出たばっかりのG5を張り切って購入して愛用していたのに。
全く動かなくなってしまった。

手持ちがなかったから新しいのを買ったりもできず、
しばらく通勤や一人カフェではno music.

no musicなんて。

とはいえ、なんとかなるもんで。
でも何だか動かないのにipod、捨てられなかった。

物持ちが良いとか、なんかもったいない気がするとか、
そんな事を思っていても仕方ないのになあと考えていて
昨日、突然気まぐれにPCへ接続してみたら




復活。



なんじゃこりゃー。
突然に。


でもその驚きとかいろいろより
正直かなり愛着があったから　動いてくれて嬉しいって思った。
Appleのヌケヌケぶりは周知の事実だし、
もう動かないって諦めていたから

なんだかこう、捨てなくって良かったって。

これでまた、音楽がたくさん聴ける。
なんかそれって地味に幸せだったりする。


いなくなった時、大事だって改めて思い知った。
思い知ると　重たさに気付いた。

彼でもなんでもないけど、
私の大好きな音楽をたくさん抱えたipodがカバンの中にいつもいてくれたって言う普通がどんくらいしっくり来ていたか地味に、地味に

思い知った。