偉人の言葉を借りる

『人生が一万年あるような気持ちで生きるな』





ローマ皇帝の誰かの言葉を集めた本に書いてるそうで


胸にすとんと刺さった。





まったく、その辺の時代の哲学者とか皇帝とか、偉人とかは
今にも通じる重たい決め言葉を残してくれている。



下手なポップロックがゴミみたいに思える重たさと真実味を思わせる。



人生が一万年あると思って生きてる人はきっといないけど
人生が限りあるもので、もしも80まで生きるとして


今の年齢が、そのどこまでに来ているのか


そういうのを考える人は少ないと思う。


そんな事を考えて生きていたら押し潰される人間が多いから
あんまり載せられていない機能なのかもしれない。



私はつい最近、ある人の人生に口を出した。



ああ、きっと怒ってるだろうな。
余計なお世話だって思ってるはず。

明らかに余計なお世話だけど

その人はきっと気付いているだろう。
頭のいい人だから
自分の立ち位置も、
このままのやり方が本当に自分が思っていた未来を描けるのかとかも、
周りが自分にとってどんな存在なのかも、
自分の中の半分の自分にも、
もう半分の自分にも、


気付いているはずだと思う。


気付いていたら、私の言葉に腹が立っていると思う。
自分の事と分かってるんだから。


気付いて欲しいと、願いたい気持ちもある。
気付いていたら、私の事を嫌いになるかもしれない。


でも人生は確かに、一万年もないし
もしかしたら80年でもないかもしれない。


あなたの夢を聞いた事がある。


本当に素敵な未来だと心から思った。
それが嘘ではない事だと思っている。
それをやり遂げる為に私の持っている物を使うなら
差し出して力になれたらと思う。


良い事だけ言って、ニコニコしていられたら
そんな立ち位置は楽だし、オイシイけど
それほどあなたは私にとってどうでもいい人でもなく、
こんな余計な事を書き連ねる事は嫌われるかもしれないリスクが高くて
いつもなら絶対避けて通るとこだけど


こんな言葉を読まなくても、
きっとそこへ辿り着いてくれると思っている。





ああでも嫌われてんだろうな。
良い事だけいっときゃー、そんな事もないけど
リスクだらけな事を、どうして人はたまにやらかすんだろう。


そう言うのに効く、昔の言葉を探すのもいいかもしれない。